正しい歯の磨き方で歯の健康を守る - 定期的な歯の健診でホームケアを強化

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【正しい歯の磨き方】

間違った歯磨きはダメージを与えるだけ

Q 1日3回、食後にしっかり歯磨きをしているのに虫歯になってしまった。なんで?

A .それはズバリ、歯ブラシのやり方が間違っているからです。

間違った歯みがきが招く悪影響

一番多い間違いは、ともかくきれいに磨こうとがっちり握りしめた硬めの歯ブラシで歯と歯茎をガシガシと長時間磨くこと。これを長い間続けていると、歯の表面を保護しているエナメル質が削れて歯石がつきやすくなってしまいます。中には歯ブラシによって歯の本体まで削っている人や歯茎を削り取ってしまう人もいます。

気をつけたい歯みがき粉の使い方

歯ブラシを濡らしてから歯磨き粉をつけるのも問題です。濡れた歯ブラシだと早く泡立ちますから、まだ磨き切れていないのに「充分に磨いた」と勘違いしてしまいます。歯磨き粉を歯ブラシの上にちょこんとのせて磨くのもNG。最初に触れた歯にほとんどが持って行かれてしまい全体に行き渡りません。

歯磨きの後に口をゆすぎすぎてもいけません。口の中に残っていたフッ素化合物がみんな流れ出してしまいます。歯磨き粉はフッ素化合物配合ものがおすすめです。フッ素は歯の表面で頑張って虫歯を防いでくれます。再石灰化を促して初期段階の虫歯を撃退してくれることもあります。

正しブラッシング方法について

乾いた状態の歯ブラシに歯磨き粉をつけて、できれば指でブラシの中に押し込みます。柄を、鉛筆を持つときの要領で軽く握り、下の歯と上の歯の裏側から磨きます。歯と歯、歯と歯茎の隙間を意識しましょう、裏から表へそして奥歯と、 ゴシゴシこするのではなく細かく振動させるようにして 一本一本を磨きあげます。

磨き終わったら、ゆすぎは一口分の水で20秒程度。歯磨き後30分は食べものも飲み物も避けましょう。虫歯菌が元気になる夜に備えて寝る前の歯磨きはより念入りに行いましょう。デンタルフロスや歯間ブラシを使うのもこのタイミングがいいと思います。

最近では、ものを食べた後すぐに磨くと歯の表面に残っている食べかすが研磨剤の役を果たして、大切な表面を傷つけてしまうので、食後10分くらいしてから磨く方が良いともいわれています。

正しい磨き方は頭でわかっていても、実際にやってみると「これでいいのかな?」という疑問が湧いてきます。1度は歯医者から歯磨き指導を受けてみてください。毎日のブラッシングテックニックに磨きがかかり、歯にも適正な磨きがかかります。

定期検診でさらなるフォローを

毎日の正しい歯磨きが虫歯や歯周病から歯を守る基本であり、もっとも効果的な方法です。しかし、歯並びや歯茎の状態によって、どんなに感張ってもとりきれない歯垢(プラーク)があり、いつのまにか歯と歯茎の間にたまって歯石になってしまっていることがあります。歯石は家庭できれいに取り除くことはできません。

定期的に歯科医に通ってプロのクリーニングを受けることで、生涯自前の歯で過ごすことも可能になります。健康な歯で過ごすためにホームケアに加えてさらにプロのフォローを受けましょう。

大切な歯を守る為に、毎日のブラッシングは欠かさず行いましょう。ただし、磨き方が間違っていてはいけません。当院では正しいブラッシング指導も行いますので、歯の健康の為にぜひ一度お越しください。


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